【電子工作の始め方】実際に触って作ってみる!Arduinoスターターキットから始めよう!
第1回
電子工作はパソコン、Arduino UNO R3 入門キット、ニッパー、ラジオペンチがあれば始められる!
私が電子工作を始めようと思った時、実際に触りながら覚えてしまおうとまずはArduinoのスターターキットを手元に準備しました。勉強から始めずに実物を触りながら一つずつ覚えていきましたが、その方が上達も早かったと思います。電流電圧、オームの法則やらなんにもわからなかった私ですが、スターターキットを買って2ヶ月もする頃には色んなことができるようになりました。音湿度計、超音波の距離によって音を鳴らす楽器を作ったり、またESP32というマイコンを使って自分だけのカメラも作ることができました!
道具の準備。PCと以下の3点で始められる!
当時は全くの初心者すぎて何を用意すればいいのかわからなかったのですが今ならわかります。PC、スターターキットとニッパー、ラジオペンチさえあれば充分です。
写真にあるのは実際に私が揃えた道具です。以下にamazonの商品リンクもまとめたので是非参考にしてみてください。
- 🟢スターターキット
- ELEGOO Arduino用UNO R3スターターキット
- ・ブレッドボード:分解したくない時用の予備。全然なくてもよい。
- サンハヤト SAD-101 ニューブレッドボード
- ・マイコンの保護ケース。あると安心。
- Arduino UNO R3 透明 アクリルケース
- ・ピンセット:細かい部品を扱う際に(スターターキットでは使わない)
- HOZAN ピンセット 精密型 P-655
- 🟢ニッパー:電子部品の足を切るのに使う。
- HOZAN ミニチュアニッパー N-31
- 🟢ラジオペンチ:電子部品の足を曲げるのに使う(一応なくても手で曲がる)
- HOZAN ミニチュアラジオペンチ ESDラジオペンチ P-37
- ・ワイヤーストリッパー: 電線の皮膜を剥く道具(スターターキットではおそらく使わない)
- HOZAN ワイヤーストリッパー 細線用 P-967
私は元々物作りが好きで、別の用途にも使えそうなのでそれなりの道具を選びました。が、スターターキットで工具を使う場面はおそらく電子部品の足をラジオペンチで曲げて、ちょこっと切る程度です。家にあるニッパーでも事足りると思います。
実際に買ったELEGOOのスターターキット
Arduinoのマイコンはオープンソースのため全く同じ設計、仕様の製品が売られています。なので私はお手頃価格のELEGOOのマイコンセットを買いました。
上の写真にあるマイコン、部品の他にチュートリアルのCDも入っていました。PDFで各部品の使い方、データシート(部品の説明書)などが入っています。部品がいっぱい入っているので、アイデア次第で色々作れます。
ちなみにArduinoとEREGOOの違いがよくわからない方は以下の記事を参考にしてください。
中身の部品について
届いた時にはおそらく部品が何が何だかわからないと思うので、このように色分けするとわかりやすいです。これらの部品は大きく、
- ①入力する部品(センサー):温度、湿度、光などを読み取る。
- ②マイコン:計算や命令を出すところ
- ③出力する部品(アクチュエーター):LEDやモーター。
に分けることができます。私は名前とかどんな役割だとかは自然と覚えていったので、まずはぼんやりと眺めているだけで大丈夫です。
①のセンサーを使わずに、マイコン→ 出力もできます 。
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スターターセットの購入が終わったら早速、届いてからすぐに触れるように「Arduino IDE」、プログラミングするためのソフトウェアをダウンロードしていきましょう!