【電子工作初心者】教科書として読んでおきたい!後閑哲也『電子工作入門以前』
電子工作を始めて一ヶ月したあたりで、教科書的な本がほしいなと思って購入した本です。じつは最初kindleで読んでいたのですが、とても詳しい内容で勉強になる事ばかりだったので紙の本も買ってしまいました。ただ電子工作入門以前、というよりも電子工作入門後、といった印象です。
どんな内容?
『電子工作入門以前』というタイトルに惹かれて読みましたが、入門以前にしては専門的すぎるなと思いました。しかしちょっと電子工作を始めたあたりではとても勉強になる内容でした。全くの初心者には少し読みにくいのではないかと思います。スターターキットでいくつか制作したあたりから、この本の本領発揮かなと思いました。
第一章は電気の歴史を古代ギリシャから現代まで重要な部分をまとめてあり、その後の章では実際に電子工作で必要な知識、マイコン、電子回路、プログラムについてなどが詳しく書かれています。この本を読む事で、独学で曖昧に把握していた部分がなくなっていきました。電子工作基礎の全体像を把握するのにいい教科書だと思いました。
電子工作を始めて一ヶ月くらいがベストかな?
基礎からもう少し踏み込んだ情報が網羅的にまとまっており、私は教科書や辞書のような感じで机に置いて、わからないことがあると該当する項目を探して読んでいます。kindleで購入して紙の本を買ってしまったくらい(勿体無い……)とてもいい本でした。独学で電子工作を学んでいきたい方におすすめです。
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