【電子工作の本】初心者こそ渡波郁『CPUの創りかた』から読んでほしい!
私が電子工作を始めて一番最初に買った本が渡波郁さんの『CPUの創りかた』でした。本当にこの本から読んで大正解だった本です。この本のおかげで理解が爆速で進みました。
どんな内容?
内容は、『CPUの創りかた』というタイトルにあるように簡単なCPU制作を目的に書き進められていて、徐々にCPUとは何なのか理解できる構成になっています。難しい数式等出てくることもなく(数式はぼんやり理解でも読める)、コンピューターの構造、使用する部品がなんとなく理解できるようになりました。基本の部品紹介、LED点灯、と章が進んでいき、いきなり専門の話に入るようなこともなく読みやすかったです。
著者の渡波郁さんは「高校生〜成人」くらいがこの本対象と言っていました。確かに読み進めていくと中学生程度の内容、専門用語やちょっと複雑な内容もありましたが、興味さえあれば中学生くらいからでも全然読めると思います。わからない部分は「未来の自分に託す読み」がおすすめです。
この本を選んだ経緯
(↑電子工作初心者が初見の言葉を全て付箋に書いて貼るとこのくらい。……著作権考慮の構図です。)
電子工作を始めようと思ったら、まずArduino等でLチカからスタートしますよね。私はYoutubeを見ながら順序通りに配線やプログラミングをしました。LEDが点滅した時はとても感動しましたが、なにかを理解した気は全くありませんでした(笑)
(ちなみに始めた頃の私は電流、電圧の違い、オームの法則もすっかり忘れている程の人でした。)
あまりに何もわからない状態から脱しようと思って、初心者でも読める名著(欲張りですね)はないか、電子工作の本を色々と探していたら、至る所でこの本が推されているのを見かけ、タイトルのハードルは高そうだけど初心者でも読めるのかも?と思ってこの本から読み始めました。
電子工作の基礎づくりに
初心者が読めば、Arduino等、マイコンを使う際に思うこれらの部品は何?の段階から大きく抜け出せると思います。何も知らない初学時だからこそいい本を読みたい、と思っている方におすすめです!実際に私は読了後のマイコンを触るハードルがかなり下がりました。この本を読めば、CPU関連、回路、プログラミングの理解の助けになるはず!私の中では2024年ベストアワード獲得本です🏆